絵・演出の感想
(引用:劇場版「青の祓魔師」公式サイトより、美術設定)
画像は劇場版公式サイトからの画像の引用です。本編ではシュラの酒飲みシーンで出てきたかな。いずれにしても、この描き込みですよ!さすがは劇場版。背景美術、とくに建造物への力の入り具合が違いましたね。精巧?緻密?いい言葉が思いつかんけれど、とにかく圧巻の背景。立派な建造物、ごちゃごちゃした街なみ、どれをみても細部まで描き込まれてて圧倒されるね。TV版の背景とかもう覚えてないけれど、きっとここまでじゃなかったはず。
あとはお祭りの雰囲気もよかった。ド派手できらびやかな山車に、にぎやかな街。あのかんじがいいよね。あの山車とあの活気。どこか、青森のねぶたっぽさを感じたけど、参考にしていたりするのかね。
ストーリー感想
キャラクターが丁寧に描かれてたね。たとえば、奥村の兄弟。燐といえば、電車の悪魔の中に乗ってるゴーストに気をつかったり、悪魔であるうさまるの世話を引き受けたり(これは頼んだメフィストもわるい)、果てはうさ麻呂を弟にすると言い出すまでしちゃいました。死んでる人にも、人に害なす悪魔にもやさしくしちゃう、そういう青いとこが燐らしい。そんな兄に雪男も苦労が絶えません。任務の失敗で謹慎食らって、怪我して、兄の見張りまでして。今回は割と散々な目に遭ってるんだけど、まあこれも雪男らしいといえば雪男らしい。そういうね、キャラクター描写がよかったです。
任務失敗の直接の原因作ったしえみはいつも通りほわっとしてる、関西トリオはバカやってる、出雲はかわいいもの好きアピールしてる、アーサーはいつもの小野D。TV版で出てたヤツらが相変わらずってかんじで見られたんでよかったです。
お話自体はまぁ無難なものだったけれど、いろんな場面で各キャラクターの「らしさ」が表れる、良い話だったと思います。
おわりに
改めて、劇場版『青の祓魔師』、面白かった!
久々の青エクだったけれど、志摩、子猫丸あたりは余裕で覚えてましたね、シュラあたりはちょっと危なかった(てかCV佐藤利奈だったのね)。出雲さんは完全に名前忘れてて、これ書くときに調べてやっと思い出しました。出雲ファンの方、ごめん。キャラ思い出しも含めて、よい復習になりました。
さて、いよいよ青エク2期ももうすぐ放送開始。楽しみです!
外部リンク
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劇場版『青の祓魔師』公式サイト