とりあえず、後半詰め込みすぎですね。
前半がすごくよかっただけに、本当に惜しいです。
映像も良い、個性あふれるキャラクター達もグッド、グロい描写にポップな曲を合わせるのが斬新で面白い、OPEDは絵・曲ともにド直球(石浜さんOPかっちょいい!)。いいことずくしのアニメでした。
伏線も凄かった!特に、事件後の澄風さんの会話が良かったです。ムムーでの会話。詳しいことはあえて書きませんが、あれはビックリですよ。あの伏線は初見じゃ気づかないです。言われてみると、確かに会話が変なんですよ。ネットの情報みて初めて気づきました。初見で気づいた方の洞察力に脱帽です。
中盤のネタばらしあたりまではホントに面白かった!毎回ワクワクしながら観てました。
ただ、問題は後半です。オカルト色が濃くなってきたことは、まあいいかなと思ったんです。が、やはり話を詰め込みすぎなんですよね。会話がさらに速くなってしまって。前半は速いなりにも緩急があった気がするのですが。後半は話を追っていくのが大変でした。
最後も無理やり終わらせた感がすごかったです。ガモタンが世界を救ってからエピローグまでがホントにあっという間で、観てるこっちは置いてきぼり状態。最後くらいはゆっくりやってほしかった。これじゃ余韻にも浸れないです。
謎もいくつか残ったままですし、ちゃんとした結末は原作もしくはゲームで楽しんでねってことなんでしょう。いずれにしても、アニメ版はまずまずといったところでしょうか。映像・音楽・キャラクターなどの要素は素晴らしかっただけに、終盤でいそぎあしになってしまったのが本当に悔やまれます。
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