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【響け!ユーフォニアム2感想】(ネタバレ大)リアルな青春。そこがいい!

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【響け!ユーフォニアム2感想】(ネタバレ大)リアルな青春。そこがいい!

2016年秋アニメ「響け!ユーフォニアム2」(以下、ユーフォで)の感想です。

  2015年春に放送した「響け!ユーフォニアム(1期)」に引き続き視聴しました。2期になっても作画の素晴らしさは相変わらず。心なしか楽器の光沢がより綺麗になった気もするし。細かい所までこだわる演出もさすがといったところ。声優も、黒沢ともよさん(黄前久美子)、安済知佳さん(高坂麗奈)の、変にキャラをつくらない演技がまた何とも良かったです。
 
以下、おおきなネタバレ含みます。閲覧のさいはご注意を。







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 ユーフォの真骨頂といえば、青春のリアルさでしょうね。決してキレイな青春じゃない。ドロドロな話。だからこそ、ひとつひとつの言葉が刺さる。ユーフォのそういうところに引き付けられるんですよね。
 注目したのは、副部長、あすかの話です。あすかは、家の事情でしばらく練習にでられませんでした。今更戻ってもみんなに迷惑かける、戻らない方が部にとっても良いからと、そのまま全国大会は出ないと言うわけです。でも、本心では大会に出たいんです。大会にでて、審判員である父に演奏を聴いてもらいたい。けれど、部のため、コンクールのために自重しています。
 キャラは変わって、久美子の姉、麻美子も色々あります。親の言われるまま大学入ったけど、本当は別にやりたいことがあったんだ!と大学を辞めることを決意。本当は美容師になりたかった。本当は楽器も続けたかった。自分の考えを素直に言わなかったがために失敗。久美子と演奏することも叶いませんでした。最終的には、もう間違えないぞと、家を出て自分の道を歩くことを決意します。
 姉と楽器が吹けなかった、今度は先輩と吹けなくなる。久美子が、いま現在失敗しそうになってるあすかに、かつて失敗した姉を重ねて、なんてところであの10話の説得シーンです。
「先輩こそどうして大人ぶるんですか!先輩だってただの高校生なのに!」
「誰より全国行きたいのに、自分さえ我慢すればまるく収まるだなんてただの自己満足です!」
「後悔するってわかってる選択肢を自分で選ばないでください!」
痛いところでぽろっと口に出す、久美子だからこそのセリフです(うろ覚えなんで、セリフ違うはず)。久美子の言葉は的を得ているからこそ、相手にはよく刺さる。ついでに言うと、観てる僕にもよく刺さる。変に格好つけないで素直に自分の気持ちと向き合う、ホント大事ですね(苦笑)。
  このあとのあすかもまたいいんだよねぇ。久美子の説得の後で、きっとあすかも涙を流してるんだろうけど、うまい具合に、見えない。何かとグッとくる泣き演出をしてくる京アニですが、「泣いてるだろうけど、見せない」っていう、こだわりの演出を今回はしてきました。...実にニクい演出だ。

 泣きの京アニの件で、すこし話がそれました。ユーフォの青春はリアルなんです。ドロドロなんです。だからなのか、共感があるんです。「他の奴らと、同じになりたくない」だの「傷つくのも傷つけるのも怖いから安全な場所から見守る」だの。そのセリフを聞きながら、確かにそーだなーって、思いながら観てました。そういうことを代弁してくれるのでユーフォは面白かったです。ユーフォ2期、素晴らしかったです。


(リンク:響け!ユーフォニアム2



 第8話「かぜひきラプソディー」
 第9話「ひびけ!ユーフォニアム」
 第10話「ほうかごオブリガート」
ここら辺メインで感想書いてます。ちなみに「他の奴らと、同じになりたくない」は1期第8話「おまつりトライアングル」のセリフ。1期ではこの話が1番のおきにいり。


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